
【第31回大腸肛門機能障害研究会】
会 期:2026年9月5日(土)
当番世話人:髙野 正太(大腸肛門病センター高野病院)
会 場:ビジョンセンター品川 ※予定です。変更になった場合は再度ご案内します
〒108-0074 東京都港区高輪4-10-8
京急第7ビル
(会場ご案内図 リンク先へ移動 click)
代表世話人就任に際してのご挨拶
自治医科大学 消化器一般移植外科 教授 味村俊樹
この度、2025年9月6日付けで、前代表世話人である前田耕太郎先生の跡を継いで3代目の代表世話人に就任しましたので、ご挨拶させて頂きます。
本研究会は、1995年に高野正博先生(当時:高野病院 院長)を代表世話人として設立され、その目的は、「大腸肛門機能障害の病態を機能の面から研究し、その診断と治療レベルの向上を通して、医学へ貢献すること」です。当時は、本邦での大腸肛門機能障害の臨床・研究は発展途上でありましたが、本研究会や海外留学経験を有する医師らによる大腸肛門機能カンファレンスなどによって、本邦における大腸肛門機能障害の臨床・研究のレベルは向上してまいりました。
2010年には、前田耕太郎先生(当時:藤田保健衛生大学 消化器外科 教授)が2代目の代表世話人となられ、本研究会は益々発展しました。2017年には、本研究会の主要医師らによって日本大腸肛門病学会より便失禁診療ガイドラインが発刊され、2024年には改訂版が発刊されました。また、2021年からは、臨床検査技師を対象とした直腸肛門機能検査に関するタスクシフト/シェア講習会に本研究会が協力し、会員が講師を務めることで、本邦における排便障害診療の発展に寄与しております。
2025年で本研究会は第30回を迎え、会場を従来のホテルニューオータニからビジョンセンター東京八重洲に移しました。そして、初代代表世話人である高野正博先生が、「大腸肛門機能障害研究会の設立の理念とその後の経過」と題して特別講演を務められた後に、本会を勇退されました。その節目に代表世話人を拝命し、30年の歴史と責任の重みを実感しております。
本研究会が対象とする大腸肛門機能障害は、便失禁、便秘、下痢などの排便障害に加えて、過敏性腸症候群、直腸切除術後の排便障害である低位前方切除後症候群、直腸脱等の骨盤臓器脱など多岐にわたります。また、痔核・痔瘻・裂肛などの肛門疾患自体による排便障害や肛門疾患に対する手術後の排便障害も本研究会の対象です。現在、本研究会の会員は約250名で、8割は大腸肛門外科医、肛門科医、消化器内科医、産婦人科医、泌尿器科医などの医師で、2割は皮膚・排泄ケア認定看護師を含めた看護師、臨床検査技師、理学・作業療法士、放射線技師、臨床工学技士などの医療従事者です。毎年9月第1週目の土曜日に開催される本研究会は、多職種が自由闊達に熱く議論することが特長ですので、その特長を今後も活かして、本研究会と本邦における大腸肛門機能障害診療・研究の発展に寄与する所存です。
最後に、こういった大腸肛門機能障害に悩んでおられる患者さんへのお知らせです。本研究会の参加施設は、皆さんがお困りの大腸肛門機能障害を診療する専門施設に相当します。そして本研究会では、参加施設にアンケート調査を行い、承諾が得られた施設をホームページで公開しております。本研究会ホームページの右最上部にある『大腸肛門機能の疾患でお困りの方はこちらへ』をクリックして頂ければ、全国の『大腸肛門機能疾患に関する受け入れ可能な施設一覧』が表示されます。どの医療施設を受診すればよいのか分からずに困っておられる方は、この施設一覧をご活用頂ければ幸いです。
2025年9月吉日
